2009年06月05日

日陰テラスの赤いバラ

南西向き、冬は隣の建物の陰になり
バラ栽培の環境に難ありの我が家のテラス。

赤いバラは日当たりを好むと聞いていたけれど、
なかなかどうして好調な Francis Dubreuil

毎年トップで咲き始めてくれています。

春の一番花 4/20
春の一番花 4/20


Black Jade という高芯剣弁の黒赤ミニバラ。
雨が当たらないように庇の下に入れていますので
日当たりは一層厳しいのですが、これもなかなか元気です。

冬剪定は枝先程度にとどめ、ほぼ放任。
それを気に入ってくれたのか、どんどん枝を出して咲きました。

春の一番花 5/5 春の一番花 5/5 春の一番花 4/26
春の一番花 4/26~5/5

黒赤ミニバラでも、 Eyeopener は
ナーセリーから届いた直後から、新しく出る枝の節間が徒長し、
日陰が苦手そうな印象を持ちました。
ナーセリーパワーの尽きたこの春は咲かず、
ここにきてどんどん枝が枯れこんできていて…残念です。


赤バラではありませんが、色の濃いバラということで
Archiduc Joseph を取り上げておきます。

クラスはティー・ローズなのですが、
強めの剪定(私は樹高の1/2以上切ります)をして新しい枝を出させないと花芽がつきません。
真上を向いて咲くことも多く、HTに近い性質を感じます。

春の一番花 5/8 春の一番花 4/20 春の一番花 4/19
春の一番花 4/19~5/8


色の濃いバラ、続いては新入りの2株、
La Rose de Molinard (シュラブ)と Chi Long Han Zhu (チャイナ)です。

春の一番花 5/16
La Rose de Molinard 春の一番花 5/16

春の一番花 5/5 春の一番花 5/2
             春の一番花 5/5
Chi Long Han Zhu 春の一番花 5/2~5/5

どちらも四季咲き性のバラ。
モリナールは二番花に向けて枝を伸ばして元気な様子ですが、
チー・ロン・ハン・ズーは落葉し丸裸の細枝に…心配です。
もしかしたら日陰には向かないのかもしれません。

4つの種馬チャイナのひとつ Slater's Crimson China も
あんまり調子が出ません。
他のバラの葉陰になってすっかり落葉し、あわてて救出。
付いていた一番花の蕾はどうにか咲きましたが、
その後、新しい枝を出す様子もなくじっとしているのです。

春の一番花 5/3 春の一番花 5/3 春の一番花 5/3
Slater's Crimson China 春の一番花 5/3

赤いバラが日当たりを好む、という性質の起源は
この辺りにあるのかもしれません。

しかし、人工交配を重ね Francis Dubreuil に至ったとき、
赤いバラだけど日陰に強いという性質を得る(受け継ぐ)ことができたわけです。
Francis Dubreuil の交配親は不明です。
日陰に強い性質はどんなバラから受け継いだものなのでしょうね。
posted by くらまま at 18:18 | Comment(12) | TrackBack(0) | My Roses
この記事へのコメント
うちの久蔵君、葡萄紅も同じような状況です!
一番花後は休むものなんだと思っていました。
日差しが足りてないってことなのでしょうか..
がーん。。
Posted by Finviahta at 2009年06月05日 19:14
赤いバラはガーデナーの憧れですよね。
でも一般的に日向が好きと言われ、日陰ガーデナーはダメもとで1輪でもお花見たい〜と思い、デュブルイを昨年ゲット。
うちのデュブルイも本当によくツボミをつけてくれて、おっしゃるように、ガンガンと照りつける日向より、やや日陰で頑張ってくれて幸せです。
とてもホムセン(かなり環境が悪いんです)の子とは思えません。
Posted by ねお at 2009年06月05日 23:56
> Finviahtaさん
京成バラ園のORのエリアで、
一番日当たりが良さそうな場所にチャイナのコーナがあったことが
今更思い出されるのですよ。

チャイナの2種は、昨年我が家に来てから未だ
ベーサル、サイドのいずれもシュートが出ていません。
短い花枝は出るんですけどね。(泣)
フランシス、ルイーズ・オディエ、スヴェニール・デリゼ・バルドンなど、
日陰耐性があるものは新しい枝が花後に出てきますものね…はあ。
Posted by くらまま at 2009年06月06日 11:34
> ねおさん
京成バラ園では、ティー・ローズのコーナーは
谷のような日陰になりやすい場所にありましたね。
そこでフランシスに会える事を楽しみにしていたのですが、
見つかりませんでした。
ティー香ではなくダマスク香のフランシス、
現存するティー・ローズで唯一のクリムゾンレッド花、フランシス。
ピーター・ビールズさんは、フランシスをHPに分類しているし、
RogerRosesのロジャーさんも、
フランシスは、ティーとHPの交配種すなわちHT
ではないかと書いています。

佳きバラであることには違いありませんね!
Posted by くらまま at 2009年06月06日 22:53
>一番日当たりが良さそうな場所にチャイナのコーナがあったことが

確かにっ Σ(><
そこまで着眼していらっしゃるとは。。
全然そんなこと思ったこともありませんでした。
もっと日当たりの良いところに移さなくては。。
あ、でもバラの家のキムタクてんちょにお伺いしたのですが
紅チャイナは一番花後、ぜはーっ疲れた。。
と休息に入る傾向があるそうです。
そこはちょっと安心しました。
Posted by Finviahta at 2009年06月07日 06:01
> Finviahtaさん
情報ありがとうございます〜!
日陰が苦手なバラには、
花は咲かせないが枝は出す場合も多いので、
枝も出さないのは休眠なのかな?

クリムゾンは一等地にお引越ししていますので、
これからに期待したいと思います。

Finviahtaさんの久蔵君、葡萄紅さんも
がんばれ〜。
Posted by くらまま at 2009年06月07日 13:14
フランシス最強?!
やっぱり、自分をきれいに見せる場所を本人が一番心得ているということでしょうか。

赤いバラ、ハードル高いですね。
秋の楽しみにティーやチャイナを、とは思うんですが、なかなか踏み出せずにいます。

Posted by MAKI at 2009年06月07日 22:22
なるほど、チャイナは日当たりか。
いつもながらくらままさんの観察眼には敬服です。
フランシスはHPっぽいのですね。
くらままさんちのフランシスの枝ぶりを見ていると、さもありなんという感じがします。自分のは?って感じだったので(^^;)
何度も枯らしたけど、またリベンジしようかな〜。
Posted by 銀 at 2009年06月07日 22:34
> MAKIさん
フランシスが日陰に強いほうだなんて知らなかったし、
ほぼ同時に買ったパパ・メイヤンは、元気がでないまま枯れてしまったので、やっぱり…って思ってたんですよ。
ERやフレンチローズなど新しいバラのなかにも日陰耐性の優れた赤バラを見かけます。
選択肢が広がるのは嬉しい限り♪

赤花ティーはフランシス以外にもあって、長野の古澤さんがもう2〜3品種扱っているようですね。気になります。
Posted by くらまま at 2009年06月08日 15:15
> 銀さん
曇天続きでは伸びかけの新葉がぱったりと止まり、
樹木の葉陰で暗くなってきたら落葉したり、
若いクリムゾン・チャイナは光にとても敏感に振舞っています。
年季が入ってきた暁にはいちいち動じなくなる
というのでしたら具合がいいのですが…。

ところで、フランシスの作出者デュブリュイさんは、
フランシスよりも7年先に、
`プリンセス・ド・サガン`
https://www.i-roseshop.com/spring/index.php?module=Default&action=Detail&cid=4&gid=31&pageID=1
という赤いチャイナ・ローズを世に送り出していたそうです。
お迎えするバラが増えました、うふふ。
Posted by くらまま at 2009年06月08日 18:54
すごいぞフランシス!
私の変わりに褒めてあげて下さいね。

今年、園芸店で初めて本物に出会いました。
あたりまえだけど、くらままさんに見せて頂いているフランシスそっくりで、
初対面という気がしませんでした。むしろなつかしかった。(笑

香りを確かめたかったのですが、
奥の方にあったので、ダメでしたよ。残念。

我が家にあるチャイナのオールド・ブラッシュも気温が高くなると葉っぱを落として成長をやめます。
うちだけかなと思ったのですが、他の家でも同じ様な感じなので、暑いのがお嫌い?っと、考えていたんです。
けれど、冬場は強いんですよ。雪の中でも咲いているんですよ。
Posted by オニポン at 2009年06月08日 20:56
> オニポンさん
そっくりのフランシスでしたか?
それを伺って安心しました。写真がちゃんと撮れていたんだ、と。(笑)

オールド・ブラッシュは気温が高すぎると休眠するんですね。
クリムゾン・チャイナは昨年8月に信州から届いたときは`ふつうの大きさの葉`を茂らせ、付いていた蕾がすぐに開きました。
その後ずっかり落葉し、秋の長雨が終った頃にでてきたのは`ミニバラのような小さい葉`でした。
その姿で冬を越し、春先にやっと元の大きさの葉もちらほら見られるようになりましたが、ソフィーの葉陰が濃くなった頃、蕾を残して一斉落下。
今、少しずつ出てきているのがこれまたミニバラ様の小さい葉…と調子の出ない様子なんですよ。
何よりも、新しい枝を出したことがないのが心配の種です。

閑話休題。

先日京成バラ園にまた出かけてきました。
ランブラーとか修景バラは盛りでしたが、
園全体の花数はぐっと少なくなっていました。
傍らを通り過ぎながら老紳士が言い捨てた、
「終わりかけで、バラの花がばあさんになっちゃってるよ」
の一言が残響となっっちゃてなくなりません。(涙)
Posted by くらまま at 2009年06月10日 22:24
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